メディカルエステとは、医療的な美容施術を行うエステのことです。一般的なエステは、身体的に深い変化を及ぼす施術は行えませんが、メディカルエステは医師の監督のもとでならそういった施術も可能です。メディカルエステは看護師にも人気ですが、メリット以外にもデメリットも存在しています。メディカルエステで働くことを検討している方は、それらの点を踏まえて考える必要があります。
看護師がメディカルエステで働くメリットとは、夜勤がなく残業も少ないのに給料がよいことです。通常、常勤看護師には夜勤や残業があり、基本給が少ないためこれらの手当によって収入を伸ばしている方が多いです。しかし、メディカルエステで働く場合は、夜勤がなく、残業も少ないですが、高収入です。そのほかに、美容の最先端技術を吸収できたり頑張れば美容施術ができるようになれる、従業員割引でエステが体験できる、芸能人に会える機会が多いというメリットがあります。
一方、メディカルエステで働くデメリットは、美容品の販売や施術メニューの勧誘などの営業を行う必要があるということです。売上ノルマがあることもあり、ときには強引な勧誘を行ってしまい、クレームがくることもあります。また一般の病院に戻る際は、苦労するということもデメリットとしてあげられます。
メディカルエステは、美容技術は学べますが、病院やクリニックなどと仕事内容が大きく異なるため、一般の病院に転職した際はついていくのに精一杯ということになりかねません。今後も美容関係で働きたいのなら、メディカルエステへの転職もありかもしれませんね。